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2018年1月号① 国際大会レポート ワタキューカップブラジルオープン2017&パラグアイ・イグアス市のソフトテニス指導普及活動(1)

昨年9月にブラジルのサンパウロで「ワタキューカップブラジルオープン」が開かれました。また、大会に先立ちパラグアイのイグアス市でソフトテニスの指導普及活動を行いました。
詳しい報告が届いたので紹介します。なお、次号では大会に参加した選手の感想を掲載します。お楽しみに。

■ワタキューカップブラジルオープン2017

期間/2017年9月15日~19日
場所/ブラジル・サンパウロ
参加国(7ヶ国)/ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン、韓国、インド、ポーランド、日本

●ワタキューセイモア
古賀俊彦総監督
石田裕美選手、植津南海選手、澤田雪穂選手、阪本唯選手

●シニア
宮崎武久氏(山口県ソフトテニス連盟会長代行)
宮田隆光氏(山口県防長クラブ会長)
松田靖孝氏(北九州ソフトテニス連盟顧問)
宮田啓資氏(徳島県永遠クラブ)

●連盟
アジアソフトテニス連盟・笠井達夫事務総長((公財)日本ソフトテニス連盟副会長)
玉木進国際委員

ワタキューカップブラジルオープン2017開催

笠井達夫(アジアソフトテニス連盟事務総長・(公財)日本ソフトテニス連盟副会長)
玉木 進((公財)日本ソフトテニス連盟国際委員)

「ワタキューカップブラジルオープン2017」が、ブラジルソフトテニス連盟/ニッポンカントリークラブとワタキューセイモア株式会社の共催、アジアソフトテニス連盟の後援で2017年9月15日~19日の期間でブラジル、サンパウロ市のニッポンカントリークラブで開催されました。

日本からはワタキューセイモアの古賀俊彦総監督、石田裕美選手、植津南海選手、澤田雪穂選手、阪本唯選手の5名、シニアの宮崎武久氏(山口県ソフトテニス連盟会長代行)、宮田隆光氏(山口県防長クラブ会長)、松田靖孝氏(北九州ソフトテニス連盟顧問)、宮田啓資氏(徳島県永遠クラブ)の4名が参加しました。
また、アジアソフトテニス連盟より笠井事務総長((公財)日本ソフトテニス連盟副会長)、玉木国際委員が日本選手団と全行程を一緒に行動しました。

参加選手はブラジルからの参加選手数約100名を中心に、南米からはパラグアイ、アルゼンチン、アジアからは日本以外に韓国、インド、ヨーロッパからはポーランドが参加し、総勢約150名という大規模な大会となりました。
種別は男子シングルス、女子シングルス、男子40歳以上シングルス、女子40歳以上シングルス、男子ダブルス、女子ダブルス、男子シニアダブルス、婦人ダブルス、ミックスダブルス、シニアミックスダブルスと10種別を行い、熱戦を繰り広げました。老若男女が一堂に会しての、素晴らしい大会でした。

今回、特に印象的だったのは野村孝子ブラジルソフトテニス連盟会長ご夫妻をはじめとしたブラジルソフトテニス連盟の皆様およびニッポンカントリークラブの皆様が多数ボランティアで参加してくださり、皆様が力を合わせて協力して大会運営をされている姿でした。
試合順序の手配、コートの割り振り、試合結果の記録、昼食、夕食の手配、フェアウェルパーティーの進行手配等、150名という大人数での大会の運営は大変だったと思いますが、すべて手際よく行われ、参加者は大会期間中ソフトテニスの試合および参加者間の交流を十分に楽しむことが出来ました。

パラグアイ・イグアス市でソフトテニスの指導普及活動

なおワタキューカップブラジルオープンに先立ち、日本選手団(ワタキューセイモア女子および男子シニア選手団)は9月13日にパラグアイのイグアス市で現地在住の日系人を中心にソフトテニスの指導を行いました。

パラグアイは2011年~2013年に日本から指導者が行き、ソフトテニスの普及、指導を今まで行ってきています。今回、日程の関係で平日の開催となり、生徒、社会人の参加人数が限られましたが、20名ほどの方々が参加し、ワタキューおよびシニアの指導のもと、ソフトテニスを楽しみました。

イグアス市の隣のシウダー・デル・エステ市からも若い人が4名講習会に参加してくれたこと、ワタキューカップにパラグアイ代表として参加したイグアス市の選手とアルゼンチンから参加した選手からの「大会に参加して良かった。
ソフトテニスの普及に頑張る」という言葉を聞いて、橋本貞夫氏、佐々木寿氏、後藤則応氏、若梅良輔氏、小倉由衣氏、中村奏太氏が努力して培ったものの、休眠状態となった中南米ソフトテニスの復活の手ごたえを感じました。

また、今回の普及活動が、ワタキューカップ開催によるブラジルの組織力の強化が図られ、中南米のリーダー国として期待するブラジル連盟がアルゼンチン連盟と連携して中南米のソフトテニスの普及促進を図ることを協議する機会が得られ、今後の中南米のソフトテニス振興の足がかりが出来たことは大きな成果であり、大いに期待したいと思います。

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