公益財団法人日本ソフトテニス連盟が毎月発行する機関誌は、本連盟の方向性や活動をソフトテニス愛好者に理解していただけるように、評議員会の報告、長期基本計画を掲載しております。 このコーナーは、理事会や13に分かれている専門委員会、14の各部会の活動を紹介して、多くの皆様に知っていただきたくために企画しました。
<専門委員会及び特別委員会>
公益財団法人日本ソフトテニス連盟定款第39条に専門委員会及び特別委員会を設けることができると定められています。
<専門委員会及び特別委員会の設置目的>
専門委員会及び特別委員会の設置目的は、公益財団法人日本ソフトテニス連盟の事業を円滑に推進するため、各専門委員会等が緊密に連携し、事業の計画・立案・実施に向けて連絡調整の役割を担うとともに、
本連盟の諸課題解決を目指して審議し、理事会に提案し解決を図り、会長に具申することを目的としています。
※競技委員会には、2つの部会「プログラム編成部会」と「等級制度部会」が存在しています。
◆競技委員会
〈目的と業務内容〉
会議は年に2~3回開いています。
専門委員会の職務に基づき、競技委員会は以下を目的として活動しています。
- 1.競技運営に関すること
- 日本連盟が主催、共催およびスポーツ拠点化事業等の各大会の競技運営に関し、実行および改善修正、新規大会等の検討。
- 2.大会日程および開催地に関すること
- 大会ローテーション等に基づき、大会主管地との運営方法の調整。
- 3.大会要項に関すること
- 各大会の運営詳細について調整し、大会要項を作成。
- 4.ランキングに関すること
- 各大会の戦績の基づきポイントによりランキングの決定
〈平成29年度の予定〉
29年度事業計画に基づき以下の事業を推進します。
- 1.29年度事業の推進
- (1)29年度大会要項に基づき各競技大会の実施。
(2)全日本シングルス大会参加枠の変更を実施。
(3)日本マスターズ2017(神戸)の日程を2日間開催に短縮。 - 2.新規全日本大会等の検討
- 30年度に向けて実施した意向調査アンケート結果を受けて
- (1)全日本総合団体選手権の新設
高校、大学、実業団、クラブのトップによる団体日本一を決定する大会の新設を検討。 - (2)全日本シニア選手権大会の肥大化とシニア45の見直しを行い、全日本シニア選手権大会、社会人選手権大会および混合選手権大会の再編を検討。
〈競技委員長の挨拶〉
競技委員会の職務は「ソフトテニス長期基本計画2017」に基づき、中央競技団体の競技委員会としてソフトテニス競技を実施するために必要な競技規則を定める任務を負い、ソフトテニスハンドブックに反映させています。
また、全日本選手権大会等日本連盟が主催する全国的・大規模な大会の運営を担当して各地でのスポーツ振興に貢献し、小学生からシニアまで生涯スポーツとして、あらゆる年齢層で全日本大会を開催する実働委員会です。
一方、一部大会をより格調の高い大会として実施する方策について検討しています。
(文・競技委員会委員長 柳下 秋久)
◆プログラム編成部会
〈目的と業務内容〉
プログラム編成部会では、日本連盟が主催・共催する各種大会における組み合わせ(ドロー)を作成しております。
一度プログラムに掲載されると変更できませんので、慎重かつ厳正に行い、大会実施要項の番組編成方針に則り進めておりますが、時には参加数や流れ(時代・プレースタイル)によって変更する場合もあります。
現在(平成28~29年度)19名のメンバーで作っております。
年間16~17回の大会に携わっていますが、国体・インターハイ・国際大会等は限られたメンバーで作っております。
他は常時8~15名です。
種別ごとに組み合わせをする人、パソコンに打ち込む人に分かれて、ほぼ1日をかけての作業です。
年に数回は会議後に会食を行い(自腹で割り勘)、コミュニケーションをはかることも大事なことです。
言いたい放題の中で貴重な意見や斬新な意見も飛び出し、それが次回(次期)の方針につながっています。
大変な作業ですが、選手や関係者の納得のいく組み合わせを作成しております。
(文・プログラム編成部会 部会長 長岡 敏久)
◆等級制度部会
会議は年に1~回開いています。
〈等級制度部会の目的〉
・技術等級制度の普及と発展。
・検定会の実施、内容等の検討。
・大会実績に基づく認定基準の検討
(文・等級制度部会 部会長 今井 史郎)
記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2017年6月号より>
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