対韓国戦では競り合いでも挑戦という気持ちを持ち続け、勝負しにいくことができた
■ 島津 佳那
私は、去年も日・韓・中を経験させて頂き、その時は余計なことを考えずやり切れました。今年は日本開催で茨城の選手とも戦うので、挑戦をテーマにしてやりました。
初日は中国との対戦でした。ストローク、ボレーなどが硬式の打ち方で日本にはなかなかない形でした。硬式のボレーでリーチも長く、取れないかなと思うボールも取ってきて少しやりづらかったです。国際大会に行けばいろいろな選手がいることが理解できたので、どんな選手と戦っても対応できる技術、精神を身につけます。
2日目は韓国との対戦でした。やはりバックが上手でした。高い打点からロブ、引っ張り、流しの打ち分けが同じスピードで打ち込まれます。
日本もこの技術を身につける事ができたら、プレーの幅は広がると感じました。試合はファイナルまでもつれましたが、競っている間でも挑戦という気持ちを持ち続け、勝負しにいくことができたと思います。この経験を活かし、強い選手に成長します。
最終日は茨城との対戦でした。入りが悪く、相手のペースに合わせてしまいました。これからも最初の爆発力が大事だと思うので、常に意識してプレーしていきます。
日・韓・中を通してたくさんの方々にご指導、サポートして頂き貴重な経験をすることができました。チームメイト以外のメンバーと関わり、刺激を受け新たなことも吸収することができました。感謝の気持ちを持ち、国際大会で活躍する選手になれるよう日々精進していきます。
自分は日本代表なんだと実感し、常に気を引き締めて行動するように心がけた
■ 竹田 真樹
今回の日・韓・中ではたくさんのことを学び、経験することができました。その中でも日本を背負うことの重み、日本代表で戦うことの緊張感を感じることができました。
どの服にも「JAPAN」という文字や日本の国旗が入っていて、自分は日本代表なんだと実感し、常に気を引き締めて行動するように心がけました。
初めて他国の選手と試合をし、驚くことがたくさんありましたが、一番驚いたのは体がすごく大きかったことです。本当に同じ高校生なのかと疑ってしまうほどでした。また、言葉が違うのでコートで出す声も全然違いました。自分たちは日本語を大切にしようと、1本ずつ声をかけるようにしました。韓国の選手はバックストロークが力強く、学ぶ部分が多かったです。取り入れてみたいなと思いました。
試合が終わったあとは他国の選手とユニフォームを交換したり言葉を教えてもらったりして交流しました。ソフトテニスを通じて友達が増え、他国の文化に触れることができ、スポーツは本当にすごいなと思いました。
このような経験ができたのは監督・コーチをはじめたくさんの人の支え、サポートや応援があったからです。当たり前のことではないです。感謝の気持ちを絶対に忘れず、戦わなければいけないと思いました。この貴重な経験を無駄にせず、これからのテニス人生に生かしていきたいです。
記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2017年9月号より>
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