ジャスプ

ジュニアアスリートサポートプログラム

■4月11日(水)

〈午前〉
・６時半散歩　
・７時朝食　
・８時出発
・トレーナーによるウォ―ミングアップ
この日は事前に雨の天気予報だったので、使える面数も少なく、ノーミス練習をやると決めていた。
フィジカルで追い込むことも女子の課題であるが、理論ばかりが先行して技術練習での追い込みも足りていないので、技術練習でのメンタル的な追い込みをかける時間を強化合宿で作ることを昨年から意識して実施している。

・ノーミス練習の前にいくつかラリーの練習をしてからノーミス練習に入る。
・ノーバウンド対ワンバウンド
※ワンバウンドはオープンスタンスではなく、送り足を前へ出して押し出すストロークを６割くらいでノーバウンド、ワンバウンド交代。次に同じくノーバウンド対ワンバウンド。
※ワンバウンドをオープンスタンスでひっぱたくように打つ→スピードアップ。ノーバウンド、ワンバウンド交代
自分の打ちやすい方、癖などを理解してどの打ち方もわざとできるようにする。使う・使わないは別として幅は大切。

・休憩
・ロビングラリー(セミオープン、オープン)。シュートラリー２コース。ノーミス練習
・前衛→ストレートバックボレーノーミス連続６０本(６人×１０本)
ストレートフォアボレーノーミス連続６０本(６人×１０本)
・後衛→クロスからストレートのチャンスボール(両サイド)連続３０本(６人×５本)と３５本(７人×５本)

〈午後〉
・トレーナーによるウォ―ミングアップ
・ロビングラリー。シュートラリー２回
・前衛→スマッシュ。後ろに下がって打球後横に抜けていく(角度をつける)
・前衛半分、後衛半分に分かれて２対２
・シングルスコートで３対３
ボールは続いたままで打ったら次のプレーヤーと交代して決着がつくまでラリー10点先取。３回ゲームする
・トレーナーによるクールダウン
・19時　夕食
・20時　ミーティング
ミーティングではトレーナーによるテスト形式による勉強会を行った。

■４月12日(木)

〈午前〉
・６時半散歩
・７時朝食
・８時出発
この日もダブルス・シングルスでゲームを実施。課題を確認。
逆算できること→先を見越して考え、それを達成するために今何をするべきか考える
選んでいけること→迷わないために捨てる事も大事
実行していくこと→自らの決断に自信を持つ(謙虚と自信の無さの違いを理解)

〈午後〉
・午前と午後でダブルス・シングルスをバランスよく実施。できるだけペアや対戦をかえて行った。
・トレーナーによるクールダウン
・19時　夕食
・20時　ミーティング
ミーティングでは合宿での成果をチームで労いながら、今後の所属での課題を将来に向けて確認し合った。

４月13日(金)

〈午前〉
・６時半散歩
・７時朝食　
・８時出発
・トレーナーによるウォ―ミングアップ
・ロビングラリー(オープン・セミオープンを自分で意識する)
・バックのロビング(オープン・セミオープンを自分で意識する)
・ベースラインとサービスラインのラリー
ベースラインに打つ時にオープンスタンスでこすって打つのではなく、送り足を出して深く押し込む。長さ交代
・ベースラインラリー
２人は10本で止め、ラストの５本目が自分に主導権がくるのを目標にラリーする。
ただ打感を確認する、反復するというためだけのラリーではなく、少しゲーム性を持たせて主導権があるかないかを意識する。
乱打に対する目的意識のバリエーションを自分で増やす力をつける。

・休憩
・前衛→クロス・逆クロスポーチボレー練習
何周かスタンダードなコースを行った後、インコースに少しずらした球を練習
・後衛→チャンスボール練習
ストレートからクロス・逆クロスにトップ打ち
足を蹴り上げていく方向、足が着地する位置を意識して。
・前衛→スマッシュ
角度をつけたスマッシュ
体の抜き方、送り足の方向を意識し、面さばきだけでコントロールをつけない。
・トレーナーによるクールダウン
最後に集合し、前回の合同合宿と今回の合宿の総評、課題、そしてこれからの目標を確認し、合宿を終えた。