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日本ソフトテニス連盟 さんが 2019年8月16日 に登録
2019年8月号⑤ 全日本アンダー20女子チーム強化合宿 報告

6月中旬に香川県丸亀市で今年度2度目となる全日本アンダー20女子チームの強化合宿が行われました。詳しい報告が届いたので紹介します。

■全日本アンダー20女子チーム強化合宿
期間/2019年6月19日~23日
場所/香川県・丸亀市 丸亀市総合運動公園テニスコート

監督/伊加 英隆
コーチ/合田 清志
トレーナー/小亀 裕美
選手/18名

【合宿の目的】

・アジア学生選手権、アジアジュニア選手権の選手選考合宿と位置付け。ダブルスとシングルスの強化を図った。
・目標として、ナショナルチームに上がるために何をすべきか意識を持たせる。
・特に大学3年生は、この合宿でU-20としては卒業になるので、主要な国内大会で実績を残し、ナショナルチームに入れるよう意識付けを行った。                             
・前回からの継続課題となるが、自分から積極的に学ぶ姿勢を養わせ、勝ちに貪欲にこだわらせる(他人からのアドバイスは有限!自分から求める可能性は無限!)。
・次年度ナショナルチームに昇格できるように取り組ませる。

【合宿の活動内容】

・フィジカルトレーニング。
・ダブルスとシングルスの試合。
・後衛練習、前衛練習(各種ボレーのフットワーク、面のタッチ、回内動作、運動連鎖の確認)。
・ゲーム形式(後衛は戦術確認。前衛はボレーやスマッシュに角度をつけること)

【合宿の効果・感想】

前回2月の合宿の時と比較すると、フィジカル面で上昇している面もあったが、下がっている項目もあった。一方でシャトルスタミナや5周走では前回を上回っている選手が半数以上いたことは良い事であり、継続的に取り組むことで夏場の過酷な状況下でも最高のパフォーマンスを発揮できるのではないかと感じた。
合宿の中で行った試合においては、アジア学生選手権、アジアジュニア選手権の代表選考合宿と位置付けていたこともあり、勝ちにこだわって取り組む姿勢が多く見られ、選手の意識の高さを感じることができた。
しかし、プレッシャーを感じすぎてか試合の前の段階で自分の感情をコントロールできていない選手も見られた。「自分を知り最高のパフォーマンスを発揮するには、どのような心理状態・準備を行い試合に臨めばよいのか」という自己コントロールが出来ていない選手も多く見られた。
まだまだナショナルチームの選手の取り組みや試合前の心の整え方などには大きな差があると感じた。

【今後の課題】

フィジカル面では、リズムジャンプや両足ジャンプが下がっている選手が多かった(特に瞬発力が必要な前衛には頑張ってほしい部分である)。
合宿の冒頭で選手に課題を与えた(後衛は試合の中でうまくいかなかった時の対応として柔軟な発想を持ち、次の一手を自分でしっかり考える事。前衛はボレーやスマッシュでしっかりと角度をつけて1本で決め切る事)が、国際大会を想定すれば後衛前衛共にもっともっとプレーの精度を上げていかなければ厳しいと感じた。

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全日本アンダー20女子チームの合宿会場は丸亀市総合運動公園テニスコート。選手達はフィジカルトレーニングの他に、ダブルスとシングルスの試合、後衛練習、前衛練習などを行った。

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長崎県五島市中央公園テニスコートで練習に励む全日本アンダー20男子チームの選手達。コート周辺に見えるのは五島市が設置したのぼり旗。各のぼり旗には合宿に参加した選手の1人ひとりの名前が入っている。



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記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2019年7月号より>
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10月下旬に中国で開催される「第16回 世界ソフトテニス選手権大会」。写真は日本代表に選ばれた女子選手
(写真提供:ベースボール・マガジン社)

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