女子ナショナルチームの強化合宿が大坂で行われました。詳しい報告が届いたので紹介します。
■女子ナショナルチーム 強化合宿報告
期間/2019年4月27日~5月2日
場所/大阪府・大阪市 靭テニスセンター
監督/斎藤 広宣
コーチ/菅 野創世
トレーナー/桑原亜香音
選手/17名
【合宿の内容】
・ナショナルチームとしてのテーマである「自分を変える」ことを深める。
・個人面談を実施し、一人ひとりの課題を明確にする。
【合宿の活動内容】
初回の合宿より更に実践的な戦術や事柄を中心に、ゲーム練習を中心とした合宿となった。
これが代表選考の最後の合宿ということもあり、選手ら一人ひとりに対して斎藤監督が面談を行い、現在の胸の内に描いている代表選手としてのビジョンやそれに対するモチベーションを確認した。トレーニングにおいても前回合宿の内容を更に深め、他には足型測定や心拍数の測定も取り入れた。
【合宿の成果】
体力測定も実施したが有酸素系トレーニングにおいては右脳と左脳の働きを講義形式で理解し記憶させることで、フルパワーでベストタイムを出し切ることができるようになった選手が大半となった。
性差により女子は全力を出しにくく、どのようにして引き出すかが難しい。「コート内でのプレーにおいて今後も力を出し切ることができる」、「ストッパーを外せるようにできる」、「限界を作らないことができる」選手がより多くなれば、よりチームは進化すると実感した。
【今後の課題】
代表選考合宿ではどの選手も平等に評価することが望ましいが、持っている力すべてを発揮できたであろう選手が少なかったと感じる。
身体の不調なども普段より強く感じたりしている場面も多かった。その時に不調でも大きく左右されずに結果を残すことのできる選手こそ真のプレーヤーなのだろうと考える。そうした選手が多くあるために、私たちスタッフにも課題としてどのようなサポートができ共に歩み目指続けられるか。これは今回の課題だけではなく代表選手が正式に決まることで、その先の視野も変わるのではないかと思う。
(文・桑原 亜香音)
前回の合宿の内容をさらに深めたウエイトトレーニング
晴天の中、靭テニスセンターのハードコートで練習に打ち込む選手
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