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ジュニアアスリートサポートプログラム

4月上旬に三重県鈴鹿市で全日本アンダー17女子チームの強化合宿が行われました。詳しい報告が届いたので紹介します。

【活動報告】

U-17女子チームの「燃え尽きる選手をなくす」という大きいテーマのもと、２月の合同合宿のテーマは「スタートラインに立つ」とした。今回の合宿テーマは「前に進む」。はじめにミーティングを行い、所属での目標とは別に日本代表、国際大会金メダルという夢をリアリティのある「目標」と設定できるよう、様々な取り組みを行い実際に前に一歩ずつ踏み出していこうと話をして合宿をスタートした。

【合宿の成果・今後の課題】

前回の合宿で将来の夢を明確にし、夢のスタートラインにそれぞれが立ち、所属での取り組みを経て、今回の合宿ではさらに夢を具体的に「目標」と設定し前に進めるよう工夫して取り組んだ。合言葉を「本気の取り組みをして本気の失敗をしていこう」とし、まずトライすること、そこで出た課題に本気で向き合うことを意識した。
ひとりひとりと合宿の目標を定め、話をする中で彼女達の迷いや不安を共有し、一歩を踏み出せない足枷になっているものを自覚させた。
練習では新しい取り組みにも前向きに取り組めたが、実践的な試合形式になると目先の結果にネガティブな感情で心がいっぱいになり、前進できない場面も見られた。今回、前ナショナルチームトレーナーの川上トレーナーに来て頂いた。何度も国際大会を経験されている川上トレーナーに、指導はもちろんだが、本物の現場での熱量を伝えて頂きたいと依頼し、彼女達が本気でそこへ進みたい！と思うきっかけを作りたかった。
講義やコート指導の中で、実際の現場でのお話や映像にふれ、選手達の目は輝いていった。合宿が進むにつれ、選手達はアンダー選手として責任を持って目標に向かって進んでいこうという思いが強くなっていったように思う。

今回も様々な方々にお世話になりました。これからも彼女達の道のりには迷いや不安が待ち受けていると思われます。けれど、それ以上に輝く未来があります。今後ともサポート、ご指導よろしくお願い致します。