2020年5月号② 現代ソフトテニス用語の基礎知識②
ハ行
- ハーフロブ half lob
- シュート(ドライブ)ボールとロビングの中間の攻撃的なロビング。中ロブ(ロビング)や半ロブともいう。
- バックスイング back swing
- ストローク動作の中で、ラケットを後方に引く動作の完了した形。フォワードスイングに入る直前の構えのこと。
- バックハンド backhand
- 利き腕の逆側で打つ打法。また、ラケットを持っていない側のこと(対義語:フォアハンド)。
- パッシング passing
- プレーヤーの脇を抜く打法。または、その打球のこと。パスともいう。
- フィニッシュ finish
- スイングの最終姿勢。振り終わりの形。
- フォアハンド forehand
- 利き腕側で打つ打法。または、ラケットを持っている側のこと(対義語:バックハンド)。
- フォロー follow
- 相手のエース級のボールについていき、返球すること。
- フォロースルー follow through
- 振り抜き、インパクトのあとラケットの動きを止めず、そのまま振り続ける動作のこと。スイングの後半部分の動作で、インパクトからフィニッシュまでの振り動作をいう。
- フォワードスイングforward swing
- 後方に引いたラケットを打球のために前方へ振り出す動作。
- フットワーク footwork
- 足の運びのこと。また、打球地点への身体の移動。
- フラット flat
- ボールの軌道に対してラケット面を直角に当て、ボールにはほとんど回転がかからない打球。強力で攻撃的な打球。
- ポーチ poach
- ダブルスで、味方のベースラインプレーヤーが打つべきコースのボールを、ネットプレーヤーが横取りして打つ、奇襲攻撃のボレーのこと。
- ポジション position
- プレーヤーの立ち位置(構える位置)のこと。また、プレーヤーがその位置につくことをポジショニングという。
- ボレー volley
- 相手の打球がコートにバウンドする前に、直接(ノーバウンド)打つストローク。打点の高さによってハイボレー、ローボレーや、前に落とすストップボレーなどがある。
マ行
- モーション motion
- プレーヤーの動作。
ラ行
- ライジング(ライジングストローク) rising(rising stroke)
- バウンドした後、跳ね上がるボールをバウンドの頂点に達する前に打つこと。
- ラケットヘッド racket head
- ラケット面の先の(グリップから最も遠い部分)部分。
- ラリー rally
- ボールの打ち合い(連打)が続くこと。
- ランニングショット running shot
- 走りながらボールを打つこと。
- リーチ reach
- ボールに対するラケットの届く範囲。主にネットプレー時の守備範囲のこと。
- ロビング lobbing
- グラウンドストロークの打法の1つ。相手ネットプレーヤーの頭上を越えるよう、高く弧を描くようにボールを打ち上げるストローク。ロブともいう。
陣形
- 雁行陣形
-
グラウンドストロークを得意とするベースラインプレーヤーとネットプレーを得意とするネットプレーヤーが役割を分担しながらプレーする陣形。攻撃と守備のバランスが最も保たれた陣形である。
〈メリット〉
・攻守のバランスがとれている。
〈デメリット〉
・ロビングを打たれ、1対2のプレーになりやすい。
・前衛が攻められやすい。 - 並行陣形(後陣)
- グラウンドストロークを得意とするプレーヤー2人ともベースラインでの後陣でプレーする陣形。ただし、ポイント源が少ないので、精神的に根気強い粘りのテニスが必要とされる。
〈メリット〉
・どんなボールでも返球でき、相手にポイントを取られにくい。
・簡単なミスをしにくい。
・1人の守備範囲が狭くてすむ。
〈デメリット〉
・ポイントを取りにくい。
・強いペアを作るのに時間がかかる。
・相手にいろいろな攻め方をされやすい。 - 並行陣形(前陣)
- ネットプレーを得意とするプレーヤー2人ともが、中間ポジションか、あるいは、さらにネット近くにポジションを取り、プレーする陣形。ほとんどの打球がノーバウンドでプレーするため、攻撃力が強い。
〈メリット〉
・ネットに近いポジションからの攻撃により、相手にプレッシャーをかけることができる。
・相手打球を返球するまでの時間が短いため、相手に次の準備をさせる余裕を与えない。
〈デメリット〉
・相手の攻めに対する守りが難しい。
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