【合宿の成果】
昨年度からの継続選手3名と新たに加わった17名の合計20名のチームで男子アンダーの合同合宿を行った。
今回の合宿では、ボールを打つメニューとそれに沿ったトレーニングを交互に行い、より感覚的に体を使うイメージを練習に取り入れ強化練習を行った。特にサービスの体の使い方や、ストロークにおける床反力の使い方などに多くの時間をかけ繰り返し練習することで選手にもわかりやすく体感できた。
また、U-17との練習試合や、最終日の合同アップなど各カテゴリーとの交流も大きな刺激となった。ミーティングでは、ソフトテニスに関する知識の習得や“人間力の向上なくして、競技力の向上なし”を題材にアスリートとしての心構えなど充実した内容で行われた。
食育指導も個別に行われ、今回の目標であった5つの項目も概ね実施でき、選手にもその大切さが十分に伝わった。6日間の合宿期間中、皆テニスに関する意識も高く充実した合宿となった。
【今後の課題】
合宿期間中にコミュニケーションを図っていく上で選手との個人面談を行っているが、面談を行う時間がなく、次回に持ち越しとなった。次回の合宿では、食事時間なども利用して行いたい。
食育では、合宿初日から行ってきたが、日ごろの家庭の食事に関心がない選手や、あまり量を食べることができない選手もいた。若い世代であり食が体を作るため、食事の大切さの意識の継続をいかにしてもらえるようにするかが課題である。
U-14男子の合宿。栄養に関する指導を受ける選手
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U-14男子の合宿。選手のメディカルチェック
写真提供:ベースボール・マガジン社
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