2020年6月号③ 現代ソフトテニス用語の基礎知識②
サ行
- サービスキープ service keep
- 自分のサービスゲームを勝ち取ること。
- サーバー server
- サービスをするプレーヤー。
- サーフェイス surface
- アウトドアではクレー、砂入り人工芝を含む人工芝または全天候ケミカルなど。インドアでは木版、砂入り人工芝を含む、硬質ラバーまたはケミカルなどとする。
- サイド side
- コートをネットで二分し、それぞれの片側をいう。
- サイドライン side line
- コート内外を分けるライン。
- 試合
- 広義のトーナメント、リーグ戦、団体戦等マッチの集合をいう。
- シード seed
- 組み合わせを作るときに、強いプレーヤー、ペアまたはチームを、規定により要所に配置することをいう。大会運営規則第14条を参照。
- 失格
- 競技規則第42条及び審判規則第21条に該当する場合で、大会の最初にさかのぼって出場資格を失うことをいう。大会運営規則第13条を参照。
- ショートマッチ short match
- 15ポイントマッチ、3ゲームまたは5ゲームマッチをいう。
- ストリング string
- ラケットのフレーム内に張る糸。ガットともいう。現在は、ナイロンやポリエステルの化学繊維のものが多い。
- セット set
- ゲームが集積されて規定に達することをいう。ソフトテニスでは通常1セットマッチ。
- ソフトテニスコート soft tennis court
- 競技規則のうえでは、コート、アウトコート、ネット、ネットポスト及び審判台をいう。
タ行
- 大会委員長
- 大会を総括的に管理し大会運営に関する一切の責任を負う大会役員をいう。
- タッチ touch
- インプレーで、ラケット、身体、ウェアなどが審判台やアンパイア―に触れること(失ポイント)。
- ダブルフォールト double fault
- ファーストサービス、セカンドサービスともフォールトになること。1ポイント失うことになる。
- チェンジサイズ change sides
- 奇数ゲームが終わるごとにサイドの交替を行い、サービスを相手と交替することを命ずるコールのこと。ファイナルゲームでは、2ポイントごとに相手チームとサービスのチェンジをする。最初の2ポイントと、以後の4ポイントごとにサイドチェンジする。
- 着衣
- プレーヤーが身体につけている服装などをいう。帽子、タオル及び眼鏡などを含む。
- 直接関係者
- そのマッチのプレーヤー及びアンパイヤ―をいう。
- 提訴
- アンパイヤ―の判定に対し、競技規則及び審判規則の適用に疑義を持ち、レフェリーに判定を求めることをいう。レフェリーの判定は最終のもので、アンパイヤ―もプレーヤーも従わなければならない。
- トス toss
-
- ①サービス、レシーブ、サイド(コート)を決めること。ゲーム前にラケットを回す方法を取る。
- ②サービス時の手からボールを放す動作。
- ドリブル dribble
- ボールが2度以上ラケットに当たること(インプレーでは失ポイント。サービスはフォールト)。
- ドロー draw
- 試合の組み合わせ。
ナ行
- ネットオーバー net over
- インプレーでラケット、身体、ウェアなどの一部でもネットを越えること。ただし、打球後の惰性で越えてインターフェアーとならない場合は失ポイントにならない。
- ノーカウント no count
- アンパイヤ―が判定を誤ったためにプレーに支障が生じた場合や、不慮の突発事故によりプレーが妨害された時、そのポイントを採点せずにやり直すこと。
ハ行
- パートナー partner
- ダブルスマッチで組むプレーヤーで、サービス(レシーブ)をするプレーヤーのほかのプレーヤーをいう。2人はお互いにパートナーである。
- 付帯する施設・設備
- フェンス、観覧席、ベンチ及びその他のソフトテニスコートに付帯する施設・設備をいう。
- フットフォールト foot fault
- サーバーがサービスを完了する前にどちらかの足がベースラインを踏んだり、コート内に入ったりする反則。
- ブレーク break
- 相手のサービスゲームを破り、そのゲームを獲得すること。
- 不戦勝
- 組合せ上、相手が存在せず(なく)、または相手が棄権し、もしくは失格となったためマッチを行うことなく勝ちと認められ、次回戦に進むことをいう。
- ポイント point
- スコアの最小単位をいう。
マ行
- マッチ match
- 1セットマッチの場合は、ゲームが集積されて規定に達することをいう。ロングマッチの場合はセットが集積されて規定に達することをいう。
- マッチ中
- プレーボールからマッチの終了までの間をいう。ゲーム中のほかにゲームとゲームの間も含まれる。
- マッチポイント match point
- 試合の勝敗を決定する最後の得点。
ヤ行
- 有効返球
- インプレーで、失ポイントにもノーカウントにもならない打球をいう。
- 用具
- ネット、ボール及びラケットをいう。
ラ行
- ライトサービスコート right service court
- レシーバー側からネットに向かって右側のサービスコートをいう。
- レシーバー receiver
- レシーブサイドのプレーヤーまたはペアをいう。
- レシーブ receive
- サービスを返球すること。または、そのショットのこと。
- レフェリー referee
- 審判委員長、審判副委員長で競技規則等の解釈と適用に対する権限を持つ者をいう。
- レフェリー長
- レフェリーの総括責任者をいう。
- レフトサービスコート left service court
- レシーバー側からネットに向かって左側のサービスコートをいう。
- ロングマッチ long match
- 15ポイント、3ゲーム、5ゲーム、7ゲームまたは9ゲームを1セットとし、3セットまたは5セットマッチを行うことをいう。
記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2020年6月号より>
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(写真提供:ベースボール・マガジン社)
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