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日本ソフトテニス連盟 さんが 2019年4月8日 に登録
2019年3月号④ 全日本アンダー男子チーム 合同強化合宿報告②

■U-17
期間/2019年2月19日~24日
場所/三重県・四日市市 四日市ドーム、三滝テニスコート
監督/池田 征弘
コーチ/高橋 茂
トレーナー/兼平 智孝
U-17選手/20名

【合宿の内容】

・ストロークにおける意識改革 
・フットワーク強化、バッククロスステップ(スポンジショートテニス)
・オン・オフコートにおける人間力の向上
・予測力の原理原則を知る   
・自主性の向上
・運動学習と機能的な身体の使い方(注意と焦点・リニア/ラテラルムーブメント・アニマルフロー・キャッチボールなど)
・第3回国際ジュニア代表選手からのフィードバック
・ダブルフォワード対策、ネット際の低い弾道シュート(目線を上下させる)
・シングルスにおけるショートボールの攻撃

野際専務理事から人間力向上・日本代表候補としての心構えについて講義を頂いた。
また、神崎強化副委員長から短・中・長期目標設定の話をして頂いた。具体的にこの世代が名古屋で行われるアジア競技大会世代となるので、何度も練習中に確認をしながら練習を進めた。
日・韓・中だけでなく国際大会に向けて、ハードコートでの練習も半日取り組んだ。選手には様々な陣形に挑戦させて、プレーの幅を広げることへの意識を高めた。

【合宿の成果】

国際ジュニア大会を経験した選手が10人いたこともあり、「国際大会に勝つために必要な力とは?」という話でメンタル・フィジカル・スキルアップの話ができた。選手も直近の所属の大会だけでなく、長期的な目標に向かっての意識を変えることが出来た。
個々の課題に合わせたスキルアップの時間をとり、課題克服を図れた。また、すべてを指導しすぎるのではなくて、それぞれオンコート上にてコミュニケーションを取りながら練習を進めることで、自主性・主体性へも促せた。
また、「なぜ人間力の向上が競技力の向上につながるのか?」を脳科学的に解説したので、よりよくオンコート・オフコートでの言動を考えさせることができた。さらに、同世代の日本代表という自覚を植え付けることができた。
ダブルスにおいては、国際大会に向けてペアを固定せずに毎回変えながら行った。ペア間での会話が増え、戦術戦略の確認をさせるきっかけづくりができた。どのような状況下においても自分のパフォーマンスが発揮できる力をつけることを考えさせられた。

【合宿の課題】

ダブルフォワードのボールを打たない時間に足が止まってしまう。より精度の高いインパクトを迎えるために、もっと“ボールを打たない時間”の使い方を身につけることができる練習を反復させたい。
相手に動かされた時にスタンスを広く保ったまま、体軸を倒さずに打てるようになることを、次回の合宿で組み込んでいきたい。また、ハードコートの確保ができているのでフットワークドリルを数多くこなしていきたい。
チームジャパンとして、チームの輪を高められるような工夫を入れていきたい。ミーティングではトップアスリートのドキュメンタリーDVDを観る予定なので、いろいろな刺激を受けてほしい。


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