■全国小・中・高 指導者研修会
期間/2019年2月16日~17日
場所/愛知県・名古屋市 邦和セミナープラザ
研修会実施要領(PDF)
南は沖縄から北は北海道まで全国の小中高の指導者約140名が一堂に会して、今年も昨年に引き続き愛知県名古屋市の「邦和セミナープラザ」にて全国小中高指導者研修会が開催されました。
【第1日】
今年の実施内容は、初めに野際照章専務理事より「H30年度の事業計画及びソフトテニスの現状と課題」についてのお話があり、昨年に引き続きNTT西日本の石川氏より「JASPにおける新しい映像コンテンツ」の紹介がありました。続いて山本裕二医科学委員長より「平成29年度医科学研究報告書」について、パワーポイントを使用してわかりやすく解説していただきました。
休憩後は体育館に会場を移動して実技実習が行われました。今年の実技実習は全日本U-20の堀晃大監督を講師として、NTT西日本の丸中大明選手、船水雄太選手、村上雄人選手、村田匠選手の4選手をアシスタントとして行われました。テーマは「ストロークに必要な指導方法」でしたが、初級者向け、中・上級者向けに堀監督の解説を交えながら解かり易く指導していただきました。最後には参加者の希望によりNTT西日本の4選手による3ゲームマッチも実現し、目の前で繰り広げられるトップレベルの技術とパワーは参加者を魅了してくれたと思います。
昨年より座学だけではなく実技実習が行われて参加者にとってもより有意義な研修会となっています。
実技実習終了後は各自ホテルにチェックインし、その後再び「サイプレスガーデンホテル」に集合し「小中高課題検討会」が開かれました。各テーブルでそれぞれの課題や現状を話し合い意味のある検討会になっていました。
【第2日】
研修室にて2日目のスケジュールを確認し、全体集合写真撮影後に体育館にて実技実習が開始されました。
初めに川上晃司トレーナーによる「短時間でパフォーマンスをあげるウオーミングアップの実践」が行われ、参加者の皆さんも実技を行い、汗を流しました。
続いてU-17男子の池田征弘監督、U-14男子の橋本康徳監督、U-20女子の合田清志コーチを講師として「ネットプレーヤー育成に必要な指導方法」をテーマに実技実習が行われました。ネットプレーヤーの技術だけでなくポジショニングの実践指導方法などをわかりやすく解説しており、参加者の皆様のメモを取る姿やムービーを撮る場面も多くみられました。
体育館での実技実習の後は全体で質疑応答を行い、活発な意見交換も見られました。最後に川島理事の閉会挨拶があり、午後12時30分解散しました。
昨年に引き続き行われた実技実習はたいへん好評で、多くの参加者の方から賛同の声をいただきました。今後も皆さんの意見をいただきながら更に参加して良かったと思えるような研修会になっていければと思います。
愛知県名古屋市の邦和セミナープラザで開催された全国小中高指導者研修会。全国の小中高の指導者137名が一堂に会した。
好評を博した実技実習。今年は全日本U-20の堀晃大監督を講師として、NTT西日本の丸中大明選手、船水雄太選手、村上雄人選手、村田匠選手をアシスタントとして行われた。
記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2019年2月号より>
機関紙ご購読申込み受付中
コメントを書く
コメントを投稿するには ログイン して下さい。