小林 愛美（東京．文大杉並高校）
私は今大会に初めて参加しました。初めての国際的な試合で不安や緊張もありましたが、楽しんでテニスも生活も出来ました。
日本人ではない人と試合をしてみて思ったことは、一番は韓国のバックです。日本よりもパワーがありどこに打ってくるのか全然わかりませんでした。パワーがあるボールを打ってくるけれど、時にはカットボールも打ってきて自分の思うようなプレーをさせてもらえませんでした。私も、韓国の選手のようなバックが打てるようになりたいと思いました。また、打てるようになるためにはもっと練習が必要なので、自分自身をさらに高めていけるような練習をしていこうと思いました。
韓国での生活は日本と大きく違っていて、その中でも食べ物の違いがありました。水道水も飲めないし、食べられない氷があり使い分けが大変でした。食べ物は辛いものか、甘いものしかなくてお腹をこわしてしまうこともありましたが、すごくおいしかったです。日本は、何を食べてもあまりお腹をこわすことがないのでいいところだなと改めて感じました。
今大会を通して、自分自身がもっと国際大会に出て活躍したいと思いました。けれど、その前に高校での試合が国体をはじめとして残っているので、ここで学んだことを生かして頑張っていこうと思います。
木瀬 晶絵（兵庫．須磨学園高校）
今大会に参加してとても貴重な時間を経験させていただきました。
初めての海外での試合は、慣れない環境・慣れない食事や初めてのチームで普段とは違うことばかりでした。その中で自分のベストを出すことの難しさを感じました。
日本だとバックを苦手とする人が多いのでバックに攻めることが多いですが、海外の人、特に韓国の人はバックが上手なのでそこでポイントが取れなかったり、いつもと違う緊張感での試合で焦ることがありました。どんな変化にも対応をしていくことが大切だと思いました。
いつもはライバルの相手が今回日本代表として同じチームになりました。心強く見習うべきところが多くありました。それはチームに流れを持ってくるプレーや姿勢をすることです。私は１試合目が苦手です。あまりボール数も打ててなく、自分のペースで試合ができず、相手に合わせてしまうからです。私が一番に出させていただいた時、いい流れを持ってくることができませんでした。他の選手がいい流れを持ってくるためにしていることを見習って取り組んでいこうと思いました。
今大会で得た経験を活かして、これからも日々努力していきます。また、このような貴重な経験を出来たことに感謝の気持ちを忘れずに、勝ち負けだけではなく礼儀やフェアプレー精神を忘れずに今後の競技生活に精進していきます。
本当にありがとうございました。
原島 百合香（東京 文大杉並高校）
今大会のメンバーに入り、初めての国際大会を経験することが出来ました。
試合会場は屋根付きシェルターコートとなっていて圧迫感があり、それだけでも緊張しました。さらにオールジャパンのユニフォームを着て戦えたことは、大きな重圧と誇りが混じった、これまでにない気持ちでした。あの時の気持ちをこれからも大切にして、今後の競技生活に活かしていきたいと思います。
また、韓国選手の粘り強いプレーもとても勉強になりました。カットからの切り替えしなど、しっかり自分も身に付けたいと思いました。
出発前は、海外ということもあり、食事などの生活面が少しが不安でしたが、現地の皆さんが、選手が過ごしやすいような気遣いとたくさんのおもてなしをくださいました。通訳の方も初対面の時からとても気さくに笑顔で迎えてくださり、とても気持ちよく過ごさせて頂きました。最終日の夜には１人ひとりプレゼントをくださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
最後に、今大会で様々なサポートをしてくださった監督・コーチ・トレーナー、そして一緒に戦えた仲間のお陰で、体調を崩すこともなくプレーできたことを感謝しています。こんな素晴らしい経験をさせていただいて本当にありがとうございました。この経験を今後に活かし、さらに大きな舞台に立てるよう一層努力をしていきたいと思います。
９月中旬に広島県広島市で開催された
「JOCジュニアオリンピックカップ大会／第25回 全日本ジュニアソフトテニス選手権大会」。
写真は会場の広島翔洋テニスコート。
８月下旬に韓国・全羅南道の麗水市で開催された
「第26回 日・韓・中ジュニアスポーツ交流競技会」。
写真は会場のチンナンテニス場。サーフェスはハードコート。
記事提供：日本ソフトテニス連盟＜機関紙2018年10月号より＞
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【表紙写真】
10月5日から8日にかけて福井県福井市と越前市で開かれた「第73回 国民体育大会」。
成年女子（写真上）と少年女子（写真下）の２種別で優勝した東京都。男女総合成績でも１位に輝いた。
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