JASP閉鎖のお知らせ

2024年12月31日をもちまして、JASPを閉鎖いたします。
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日本ソフトテニス連盟 さんが 2018年8月10日 に登録
2018年7月号④ ナショナルチーム&日本代表 第1回~第4回合宿報告(3)
【女子】第3回 4月28日~5月3日
 場所/大阪府・大阪市 ITC靭テニスセンター

【合宿の目的】

・新スタッフと新チームになり、今までの女子の弱点を克服する。
・フィジカル強化と根本的なメンタル強化。
・チームであっても全員がライバル。個人の練習内容を大切にする。
・テクニックに頼らず、体を使ったテニスの実践。
・マイナスの言葉を発しない。


【活動内容】

・体力測定。3月時点との比較。
・フィジカルの強化(スタミナ、スピード、パワーの強化)。
・体の使い方の見直し(軸足設定、踵からの入り、左腕の使い方、動きのリズムの確認)。
・体力測定のフィードバックと所属でのトレーニング取り組み計画:コート5周走によるスピードとスタミナ、シャトルスタミナによるスタミナを重要視している。


【合宿の成果】

今年のテーマとしては、試合年度として「心・技・体」の精度を究極に高める。
・フィジカルの強化(スタミナ、スピードとパワーに重点を多く):スピード、敏捷性、スタミナについてはかなり向上率が見られる。
・メンタルの強化(最後まであきらめない強さ)。
・フィジカルをテニスにつなげる。


【今後の課題】

トレーニングの継続→トレーニングとしては、体幹の安定性、移動スピードの向上(速くなること)、パワーアップ。この3つの要素がすべて入っているのは全身反応能力(寝ころんだ姿勢から素早く立ち上がり、もう一度寝ころぶ)。
体の使い方を考えてテニスに活かせる→肩甲骨の動きを利用してストローク力を向上させる。


【その他】

今回の合宿では、4月28日~30日までをトレーニング+ゲーム中のペアの会話についての分析を行い、次のポイントに対してのペア間のモチベーションアップやゲーム駆け引きにおける会話の確認を行った。

また、山本先生と永野先生によってメンタル講義および、韓国選手のフォームからの打ち分け位置などの分析、レクチャーも行った。


【女子】インドネシア合宿 7月4日~8日
 場所/インドネシア・ジャカルタ Sultan Hotel,Jakarta

参加者
監督/斉藤 広宣
コーチ/高川 経生
トレーナー/川上 晃司
選手/黒木瑠璃華、半谷美咲、尾上胡桃、高橋乃蒼、林田リコ

【合宿の目的】

・国際試合に対する荷物の確認。
・渡航時(飛行機)の所要時間の確認と体調管理の必要性を知る。
 渡航における動きの悪さの確認と早期体調回復の方法を知る。
・時差の確認と対応方法のチェック。
・大会会場(パレンバン)のコート及び選手村の確認。


【活動内容】

・現地でのウォーミングアップの確認。
・ミックスダブルス、ダブルスの確認。
 シングルスフットワーク練習。
・暑さの中での水分補給の確認。


【合宿の成果】

今回のテーマとしては、現地の状況を知り対応する。

・移動日の翌日練習では、疲労や体調不良などから不具合の出た選手がいた。
・初日の状態を考慮し、2日目の動きの変化から体調コントロールを実施。
・現地直前合宿地の選定(スタッフ)。
・大会会場(パレンバン)の視察から現地のイメージの確認。


【今後の課題】

トレーニングの継続→トレーニングとしては、暑さへの対応とスピード&スタミナの向上。
7月~8月に入り国内大会が目白押し。国際大会に対しての体調管理を考える。


【その他】

今回の合宿では、ウォーミングアップの変更を行った。脳の覚醒と呼吸法、神経伝達と筋肉の連携、血液循環、筋温上昇、心拍予備力(セカンドウインド)の向上など、脳生理学、神経生理学、身体生理学を駆使したウォーミングアップを取り入れていく。
また、素振りを重要視し、自身の体の使い方を確認する。

アジア競技大会が開催されるインドネシアで合宿を行った女子チーム。試合の確認はもちろん、現地のイメージをしっかり確認できた。

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記事提供:日本ソフトテニス連盟<機関紙2018年7月号より>
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