ジャスプ

ジュニアアスリートサポートプログラム

北は北海道から南は沖縄までの各指導者が集まり、ホテルグランヴィアの会議室で、開校式と講義を行い、本年度も実技を中心に和歌山県立体育館で実施されました。

昨年度までは、小・中・高の指導者が同じメンバーであったように思えましたが、本年度は指導者の不足という面もあり、初心者の指導を中心(小・中指導者)に、また高校生は競技力向上をめざす指導内容で実施しました。それに伴い各指導者も昨年とは違った指導者メンバーを選出していただき、実施することになりました。
小学・中学の指導を担当していただいたのは、生涯スポーツ委員会小学生部会の廣島義清氏(北海道)、高校は高田商業高校校長西森卓也氏を講師に迎えて実施されました。

（文・生涯スポーツ委員会委員長　川西　斎）

＜１日目＞

全体会では、野際専務理事より令和２年度の事業計画及びソフトテニスの現状また日本スポーツ協会よりのガバナンスについて説明がありました。そして、川島理事よりソフトテニスマナーブックの内容及びプログラム等への使い方、ソフトテニス大会においてのマナーの現状について説明があり、各都道府県指導者に戻っての指導依頼がありました。

全体会に続き、実技に入りました。小学生・中学生の指導者については、廣島氏より簡単な道具を使っての初心者指導(楽しんで行えるソフトテニス)を中心に、褒めることの大切さについて指導されました。高校の指導者については、西森氏より勝つための基本動作について説明と木原・木原ペアの実技も含め指導がありました。どちらの実技も好評にてスマホ動画を撮られている指導者が多く見られました。

また、懇親会では他の都道府県の指導者とも意見交換し、交流を深められました。私も、指導者の皆様と交流させていただき、今後の問題点や希望等について聞かせていただきました。

＜２日目＞

昨日に引き続き実技を行いました。それぞれ昨日より進歩した指導を進められました。受講者の方は、実技と講義に夢中になって取り組まれたことが印象に残りました。

１日目の途中から２日間にかけて、和歌山県の小学生(LCCクラブ)も参加。小・中の指導者と共に実技に参加していただきました。初心者指導の難しさの中にも楽しさがあることも、実感していただけたと思っています。和歌山の小学生のみなさん、ありがとうございました。

また、講師の先生方には大変お世話になり、ありがとうございました。大盛況の実技講習会で無事事故もなく終了させていただきました。ありがとうございました。

今回の研修会の反省と指導者の皆様の意見を参考にしながら、来年度も進めていきたいと考えています。次回も和歌山県でお世話になります。本年度ご協力いただき、ありがとうございました。

昨年とは違った指導者メンバーとなった今年度の研修会。各支部の指導者は２日間にわたって小学生・中学生・高校生を対象にした指導法を受講した

実技では和歌山県の小学生も参加。小・中の指導者と共に実技に取り組んだ。また、スマホ動画で指導法を撮影する指導者が多く見られた