JASP閉鎖のお知らせ

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日本ソフトテニス連盟 さんが 2020年2月18日 に登録
2020年2月号② 公益財団法人 日本ソフトテニス連盟 令和元年度 臨時評議員会 議事録②

第4号議案 令和2年度収支予算(案)について

 会員登録数の減少にともなう会員登録料の減収がどの程度になるか。今のところ500万円の減を見込むが、見えない部分である。これらを基に予算編成をさせていただいた。

(一般会計)
会員登録料減少を考慮し、5,000千円の減となっている
大会開催地関係費では全日本ミックスダブルス選手権大会の新設にともない参加数の見込みが判断つきかねるため、現在計上させていただいている額から補正にて対応を検討している。4,554千円の増となっている。広報活動費については、これまでその他活動費として計上していたものを、その他の科目や新設科目に移動したことによる減のため、広報活動の縮小をしたものではない。指導者育成関係費は従来助成事業会計にあったものを一部移している。研修会等開催事業は3,000千円の増となっている。これは、加盟団体会長会議、全国競技委員長会会議を検討している。管理費支出は合計5,600千円の減としている。会員登録数の減少にともない、会員証の作成費用が減となる。
(助成事業会計)
収入については前年度の内示額を参考にしている。これにより、事業活動収入は208,310千円となっている。事業費については、競技力向上費は、ジュニア層の国際大会が無いこと、アンチ・ドーピング機関の再編による費用の見直しにより、競技力向上費として8,650千円の減となる。今まで予定されていたものが減となったため、合宿などの強化育成事業の縮小ではない。
(国際特別会計)
収入はほぼ前年どおり。国際会計においても科目の見直しをおこなった。その他国際活動費、加盟費を新設した。それに伴いその他科目の増減がある。普及活動費は5,000千円の減、用具教材はこれまでの決算額を考慮し1,000千円の減、国際大会派遣費は予定されている大会派遣を見込み2,400千円の減、新設のその他国際活動費は3,000千円を新たに計上。同じく新設の加盟費はアジア連盟、国際連盟への加盟費として3,000千円を計上している。
(傷害保障制度会計)
前年と同額を計上している。
(募金会計)
前年と同額を計上している。
【第4号議案の承認】
議長より第1号議案について諮られ、49名の賛成により承認された。

6 報告事項

(1)資産取得について
テニスコート取得のため積み立てを開始し、平成29年で5年が経過したため、具体的に購入を検討する時期になった。理事会で2度検討いただき、福島県の棚倉町にある「ルネサンス棚倉」内のテニスコート12面を購入・改修して利用する方向で決定した。まだ調印はしていないが、今後すすめていく予定。テニスコート12面を改修し、内3面に照明を設置する予定。サーフェスはハードコート(デコターフ)となる。雨が降った場合もすぐ横にインドア4面(ハードコート)がある。当初は屋根付を検討したが、形状にもよるがもう1桁費用が変わってしまうため、現状は屋根なしで検討している。強化からの要望でハードコートにしたので、ナショナル・アンダーチームの合宿地として利用する。また、それ以外にも各地の関係者にも使っていただきたい。場所は東になってしまうので、西については今後検討していきたい。
(2)ガバナンスコードについて
数値目標については4年の中で達成できるか。加盟団体にご協力いただかないと難しい。これらについては毎年報告をしなければならない。例えば4,5年たてば、数値目標に対し達成していなければなぜ達成していないかを説明できるようにする必要がある。内閣府の監査でも高い評価を得ているが、より高い評価になるよう推進していきたい。
(3)役員選考委員について
来年度は役員改選にあたる。役員改選にむけて選考委員会を設置することになっている。ルールは変更しないが運用の中身を検討し、今後改正していく方向性を検討し、次の役員選考に向けて準備をしていきたい。
(4)アジアソフトテニス連盟加盟国会議報告
11月23日(マレーシア・コタキナバル)に開催された。各国が協議し、決定事項をまとめさせていただいた。世界ジュニアは4年おき、アジア連盟によるジュニア大会は今までなかったが、今年度アジアジュニアとアジア大学が2大会連続フィリピンで開催された。今後は両大会を2年おきに実施することとなった。大学は西暦偶数年、ジュニアを奇数年に開催されることに決まった。来年は2020年で大学になるが、果たしてすぐに開催できるか未定なので保留となっている。強化を中心に、限られた年齢層になるので参加選手について検討、考慮していく。
(5)東日本学生ソフトテニス選手権大会不正試合に関わる対応について
6月30日に実施された東日本学生シングルスソフトテニス選手権において、本来シングルスで行うべき試合をダブルスで行った、替え玉で試合をした、試合をせずにジャンケンで勝敗を決めたという事態が発生した。10月5日・6日、11月17日、合計36名から話を聞いた。学生諸君は自ら厳しく反省し、各大学で処分を受けた。どこでどんなタイミングで皆様にお知らせするべきかを検討した結果、今回評議員会で報告させていただくこととした。 学連に対する質問状への回答が出ないと最終的な決定ができないため、次回の理事会に最終的な学生への対応を決定したい。加盟団体への指導はどうするかを検討する。今年度中に対応できるようにしたい。報告が遅れていることをお詫び申しあげる。
(津田副会長)
専務理事からの説明に補足という形で説明させていただく。 10月5日・6日、日本連盟が各大学に調査をした結果、該当者は36名いたが、まずは32名を聴取した。残り4名は11月17日におこなった。
不正マッチが行われた。シングルスをダブルス以上の人数で行ったものが7試合あった。選手を下級生に代替させた。ジャンケンで勝敗を決める。ガットを縦横2,3本のラケットで試合をする。利き手じゃないほうでラケットを持ち試合をする。こういったことがあった。男子のみで、女子にはなかった。
そのほかに判明したのは、不正ドローである。強豪校出身者を1回戦・2回戦であたる。双子の兄弟が何回も1回戦であたっている。1年時の関東シングルス、東日本シングルス、2年時の関東シングルス、東日本シングルスと連続4回1回戦で同じ相手とあたっている。ヒアリングは野際専務理事・鈴木顧問弁護士・津田である。あとの委員は今回該当する大学1部リーグ出身者であるためこの3名となった。
これは不正試合をした本人だけの責任であるとは思わない。競技者資格委員会だけでは片付く話ではなく、学連(関東学連・東日本学連)の大会の管理運営に問題がある、組織的に問題があるという結論となる。新たに違う委員会をつくり、判断をしていかないといけない。
(6)ワールドマスターズゲームズ2021ソフトテニス競技について
2020年2月1日から参加申込の受付が始まる。参加料が高額になっているが、ソフトテニスたけではなく複数の競技に参加できる、記念品があるといったことを考慮した金額になっている。
(7)各委員会より報告
・総務委員会
日本リーグが終わり最優秀監督も決定したため、すべて一覧にしたものを配布している。日本スポーツ賞については世界選手権女子ダブルス優勝の高橋・半谷ペアを推薦させていただいた。総務委員会としては、ガバナンスコードについて検討していく。
・競技委員会
  • (1)令和2年度国体種別参加チーム数について
    来年度は鹿児島国体となる。フリーエントリーは成年女子。フリーエントリーについては、初日は最終試合がずれ込んでしまうため、ベスト8までとする。
  • (2)教員の実業団選手権大会等への出場について
    来年度の大会から、教員(常勤講師も含む)を都道府県庁・市町村職員とみなし、実業団チーム選手とみなし、参加可能とする。なお、非常勤講師は対象外とする。
  • (3)新規共催大会について
    例年広島にて3月に「アジアカップひろしま」が開催されている。日本連盟として国際大会を実施していないので、国際普及の促進を目的に、これを来年度から共催大会とする。
・強化委員会
  • (1)令和2年強化チームについて
    ナショナルチームについては今年度の大会成績、合宿の状況を考慮し選考した。アンダーはStep1~4により選考している。令和2年年2月から新たなチームで強化合宿が始まる。
・用具・用品・施設委員会
今年度、3件の退会申請がった。
・指導委員会
来年は、コーチ2・コーチ3の養成講習会を開催予定。今年度については、コーチ1についてはカリキュラムが変更になったので、パワーポイントの資料をホームページに掲載させていただいている。利用についてはコーチ1の指導者講習会のみに使っていただくようお願いしている。来年4月から始まるスタートコーチについてもカリキュラムを作成し、同じようにパワーポイントを使った資料の準備中である。
・会員登録制度部会
会員登録引継ぎケースは3年に一度配布しているものだが、経費削減という意味で廃止させていただく。傷害保障制度について、申請期限の30日以内に提出をお願いしたい。
・生涯スポーツ委員会
1月11日(土)・12日(日)に和歌山で全国小中高指導者研修会を開催予定。今年度、ナショナルチーム派遣事業が好評だったので、令和2年度も引き続き実施を予定している。
全国小学生大会で今年度はマナーについて、会場を巡回した。マナー向上を進めていきたいので、来年度はマナー優秀賞を設定し、1日目の敗者から1チーム、2日目のチームから1チームを選出し、マナー向上を推進する。
・広報委員会
全国広報実務担当者研修会を実施する。現場で行われる活動について実務の研修となるので、各支部の実務担当の方に出席をお願いしたい。
・審判委員会
1級審判研修会を順次開催している。2月29日・3月1日に全国審判委員長会議を開催させていただく。研修ではなく、討論しながら情報交換、問題事案の研究をする予定である。
・環境教育プロジェクト
マナーブックをホームページに掲載しているが、製本されていないため、製本したものを配布し活用していただく予定。
・国際委員会
アジア競技大会は2022年中国、2026年日本で開催は決定しているが、ソフトテニスが含まれるかは決定していない。昨年のインドネシアで種別が減ったので、中国では7種目の開催を願ってはいるが非常に厳しい状況である。
(8)令和2年度評議員会日程について
定時評議員会  令和2年6月14日(日) 会場未定
臨時評議員会  令和2年12月6日(日) 会場未定

【閉会】

津田副会長より、長時間にわたる熱心な協議をいただき御礼がのべられ、12時15分閉会が宣言された。

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