JASP閉鎖のお知らせ

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日本ソフトテニス連盟 さんが 2019年10月17日 に登録
2019年10月号① 第27回 日・韓・中ジュニア交流競技会①
男女とも全種別で優勝。韓国と中国のライバル達を下す。

8月下旬に中国で行われた今大会には、全日本U-17から選ばれた日本選手が出場。男女とも3戦全勝を果たしました。日本選手団から詳しい報告が届いたので紹介します。

■第27回 日・韓・中ジュニア交流競技会
期間/2019年8月22日~30日
場所/中国・湖南省 長沙市 湖南省テニスセンター

【男子】
8月25日 日本 ⑤-0 韓国
  26日 日本 ⑤-0 中国
  27日 日本 ⑤-0 長沙

1位 日本
2位 韓国
3位 中国
4位 長沙

【女子】
8月25日 日本 ④-1 韓国
  26日 日本 ⑤-0 中国
  27日 日本 ⑤-0 長沙

1位 日本
2位 韓国
3位 中国
4位 長沙

【男子】

◆どのような戦法にも対応できるスキルやフィジカル並びにメンタル面が必要になってくる
 男子監督 池田 征弘

今回で27回目を迎える日・韓・中ジュニア交流競技会が中国・湖南省・長沙市で23日~29日まで7日間実施された。
参加するに当たって、事前に強化の一環として毎年合宿を実施している。全日本U-17選手の中から選考によって選出された選手達が出場するので、日本代表という意識が非常に高く、選手達はこの大会に出場することを誇りに思っている。     
大会に向けての強化合宿を神奈川県桐蔭学園中学校・高等学校のテニスコートをお借りし、3日間実施した。毎年この大会に出場する選手達は、将来の国際大会で期待されている選手達ばかりで、この大会が世界に羽ばたく一つの登竜門になっていることは間違いない。今回、出場選手の中に2年連続出場している選手が2名いたので、初参加の選手達は非常に心強く感じていた。特に緊張することもなく、楽しんでプレーしていたように思えた。
私自身、この交流競技会に参加するのは今回で7回目になり、毎年思うことは選手達に海外試合についての「心構え」を毎年ミーティングにおいて説明している。前年同様、今回の目標も全勝で日本に帰ることだったので勝利できて良かったと思う。
しかし、韓国戦以外は、技術及び戦略に大きな差があり、少しは技術の向上をしているものの、硬式テニスの経験者が寄せ集められて中国チームを作っているような感があり、それでも日本の選手達は真剣にプレーしているのだが、余りにも技術の差があるので少し戸惑いを感じていた。
韓国戦については、やはり永遠のライバル国でもあり、前日の練習風景を拝見していると、かなり高いレベルの練習をしていた。そのせいか、予想通り試合中もつれる場面が多々あり、ある程度は覚悟していたが、中盤で多種多様なプレースタイルで試合に臨んできたため、日本選手は対応に苦慮していた。
日本の選手は、ソフトテニスの陣形に強い固定概念があり、どのような戦法にも対応できるスキルやフィジカル並びにメンタル面が必要になってくると感じた。
今回の開催が中国ということもあり、セキュリティーが非常に厳しく宿泊先ホテル及びテニス会場にもセキュリティーゲートがあり、選手達は予想以上にストレスを感じたと思う。テニス会場や宿泊先ホテルにおいて、韓国選手とユニフォームの交換や記念撮影など、交流競技会一つの目的でもある交流ができ、本人達も人間的に成長したと思う。
又、フレンドシップ交流においては、すごい盛り上がりで各国の選手の出し物があり、中国長沙市のダンサーの踊りでステージが盛り上がった。
今回このような機会を頂いた関係者の皆様に深く感謝しお礼申し上げます。

201910_2

会場になった湖南省テニスセンター。サーフェスはハードコート。

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