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2018年10月号① 全日本アンダー20女子チーム強化合宿

 8月下旬から9月の初めまで、香川県丸亀市で全日本アンダー20女子チームの強化合宿が行われました。詳しい報告が届いたので紹介します。

■全日本アンダー20女子チーム強化合宿
期間/8月28日~9月2日
場所/香川県・丸亀市 総合運動公園内テニスコート

監督/伊加 英隆
コーチ/川﨑 智成
トレーナー/佐藤 美穂、中曽根 徹
選手/14名(2名は国際大会参加のため欠席)

合宿の目的

 アジア競技大会開催期間中、日本代表チームが熾烈な戦いを繰り広げている最中次世代のU-20も同じ時期に日本で合宿することで、少しでも代表選手に日本から応援している思いが伝わることと、次は自分たちが日本を背負うという自覚を促したく、アジア競技大会中の同時期に合宿を行う。
 特に今年は高卒1年目の選手が多数所属しており、まだまだナショナルを脅かす自覚が低いように感じるので、この合宿を機会に意識の向上を図りたい。

活動内容

・各選手のポテンシャルチェック(体力測定)
・各技術練習
・シングルスゲーム
・ダブルスゲーム

合宿の効果・感想

 笠井・久保両選手が参加できず、下江選手が途中から参加という状態であったが、アジア競技大会期間中に次世代であるU-20の合宿ができたことは、各選手たちにも大いに影響があったであろう。ましてや、初日のシングルスでの高橋選手の金メダル獲得時には、全員でハイタッチをする喜びようで、練習に一層士気が上がった。
 しかし、上級生が少なく1年生の選手が大半で、少し自覚に欠ける。ノリはよいのだが、緊張感が薄い。2日目、3日目のシングルス・ダブルスの練習マッチは来るJOC杯のペアリングで行った。選手たちは真剣に取り組み、見ごたえあるゲームが繰り広げられた。しかし、ナショナルと比べて、やはりミスの多さ、展開の単調さが目立ち次世代の選手としてはまだまだ見劣りする。特に前衛の仕掛けや駆け引きに鋭さがなく、韓国などのテンポの速い後衛との勝負にはなかなか対応できないのではないか?という学生が多くまた、高卒1年目が大半という現在の構成が今後どうなるか検証したい。
 しかし、若い世代の前衛が近年これだけ揃うことはなかったので、4年後のアジア競技大会を目指して各選手たちのモチベーションを高めたい。

今後の課題

 若い選手たちの取り組む姿勢を高め、今回のアジア競技大会の結果に続くように関わりたい。
 また、林田リコを筆頭に高卒1年目の選手たちが、次のアジア競技大会のターゲット選手になるので、自覚を促しモチベーションを上げて欲しい。また、高校のときのようになかなか練習時間を確保できていない選手がいるので、自主的に時間を作って技術の向上に励んで欲しい。ナショナルとの合同合宿をこれからも行い、日本全体の若手のモチベーションと技術向上に努めたい。


●合宿日程表

8月28日(火) 29日(水) 30日(木) 31日(金) 9月1日(土) 2日(日)
7:00    朝食
 
8:00   移動
    準備
9:00    アップ アップ アップ アップ アップ
 
10:00       体力測定 シングルス ダブルス サービス練習
(サービスの理屈を知り、どうすれば確率が上がるがわかる)
各自課題練習
 
11:00
 
12:00
    昼食
13:00 集   合
  体力測定 前衛練習
(ボレーの打感)
(フィーリングを掴む)
シングルス ダブルス 後衛練習 片付け
14:00 解散
   
15:00 前衛練習     
 
16:00 ストローク
練習
 
17:00 片付け  
  移動  
18:00        
  夕食   
19:00
20:00 ミーティング
(活動方針)
チャイナカップ考察   
21:00 ケア   

 

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