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日本ソフトテニス連盟 さんが 2019年1月31日 に登録
2018年12月号④ 第3回 世界ジュニアソフトテニス選手権大会④
選手感想~大会を振り返って~

【女子〈U-15〉】

濱島 怜奈(鈴峯女子中学校)
●世界大会という大きな舞台でテニスをするのは初めてで、海外で試合をするというのも初めて。最初は不安な気持ちもありました。でも、みんなで試合に向けて練習して行くうちにつれて不安な気持ちよりも、楽しみという気持ちが大きくなりました。
●国別対抗では、個人戦のダブルスやシングルスと違って、日本代表の中の代表ということに、とても緊張しました。でも、U-18やU-21の先輩達が、自分たちにプレッシャーを与えないように声をかけたり、雰囲気を作ってくださっていたから自分達もU-15らしく向かっていくことができました。応援席からも、たくさんの声援が聞こえて、とても心強かったです。

青松 淑佳(昇陽中学校)
●決勝戦、人生で一番と言っても過言ではないというくらいの緊張感でした。そんな中、先輩達は、『勝ち負けより楽しんで、何してもいい』、という声をたくさんかけてくれました。いつもとは違うコート、倍の応援、でもポイントを取る度に大きな歓声をあげて一緒に応援くれるチームジャパン。そんな中、緊張は楽しさに変わり試合が終わると、もう1試合したいという気持ちでした。そして日本は男女共に優勝することができました。こんな楽しい時間はあるのか、こんな楽しい日はあるのかというくらい最高でした。
●きらきらと輝くかっこいい先輩方のように私はなりたいです。

大友 紅実(長森中学校)
中学校や小学校のときの緊張と違って、日本を背負っていると思うと怖くなってきました。でも監督やトレーナーさん達が、自分らしく、などと声をかけて支えていただいたおかげで勝ち上がることができました。世界ジュニアを通して、日本の中にいると味わうことのない緊張感や、みなさんの支えがどれほど大事か分かることができました。韓国や中国の強さや打ち方などを生で見ることができ、とても勉強になりました。楽しく、でも悔しく、団体のときの応援の必死な姿が見られたりして、充実した1週間になりました。

生井沢 日向子(潮来第一中学校)
このような大会に出場できていなかったら、自分がもっと上を目指そうと思わなかったし、上のレベルを見ることができなかったと思います。こういう世界大会を味わえるのは日本の中でも一部の人だけだから、この大会に出場し3位を取ることができたことは誇りです。指導してくださった方々に感謝しています。この経験をテニス以外の場所で高校にもつないで、これから更に頑張っていこうと思う。

原田 美結(追分中学校)
●韓国の人と初めて友達ができました。とても積極的に声をかけてくれ、なんとか仲良く話すことができました。その時、少しテンションが上がりました(笑)。
●私は数人しか立つことのできない舞台でプレーできたことに本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そして、大会最終日の6日目、国別対抗戦の決勝戦です。ジャパンチームが一丸となり、サポートメンバーは全力で応援しました。その結果、男女共に2-1で勝つことができました。すっごくうれしかったです。私は今大会を通して、応援のすごさ、団結力のすごさを改めて学ぶことができました。そしてたくさん成長することができました。

五十嵐 美結(光が丘第二中学校)
●世界ジュニアを終えて一番印象に残ったことは”コミュニケーションをとる”ことです。自分はあまり英語が得意でなく、もちろん韓国語なんて、アンニョハセヨぐらいしか言えないのに、伝える意欲があれば相手に伝わる、とわかったときに色んな人と話してみたいと思うようになりました。
●ダブルス2日目に戦った韓国の1番手に最初手も足も出なかったけど、いつの間にか周りが人でいっぱいになっていたのに気づき、すぐに応援の声が聞こえました。最初はパニック状態になってしまったけど、応援がすごく力になりました。そのおかげで自分のメンタルをコントロールすることができました。苦しい場面も乗り越えられたからこそ、ダブルスを最後まで思い切ってできました。


【女子〈U-18〉】

宮下こころ(明治大学)
ダブルスが銀メダルで終わりました。一番悔しさが残る「2位」という結果でした。負けた原因は、勝ちたいと思い過ぎて自分で自分を苦しめていたことで、ミスが後々引きずってしまいました。積極性も低くなってしまいました。これからは、そのメンタル的な部分を忘れずに硬くなり過ぎないようにします。また、もっと強くなって世界のトップに立ちたいという目標が強くなりました。向上心を持って過ごし、世界のトップ選手を意識して、これから自分で練習時間をもっと増やして努力しようと思います。

片野 理音(東京女子体育大学)
●シングルス戦の時、相手が韓国の選手でしたが、それでもアウェイ感を出さずに自分の流れに持っていくのが難しかったです。
●今大会に対しての取り組みとして、心の準備を一番に優先しました。海外の大会となると、日本と少し違った環境になり、心が落ち着かなくなってしまうからです。
●次の国際大会が4年後となると、大学を卒業しているので、これからこの経験を生かすために所属に戻った後の練習への取り組みの仕方を変えていく必要があると感じました。

小松 芹奈(東京女子体育大学)
●ハードコートとクレーコートが変わる時にコートに違和感を覚えましたが、早くコートに慣れることができました。
●今大会に対しての取り組みは下半身のトレーニングを意識しました。ハードコートでは下半身が重要となっていて、ボールを打つ時の踏ん張りを使って打つことができました。
●今大会で学んだ経験を生かして、相手より先に仕掛けることと相手のペースにのまれないように意識していきたいです。特にカットボレーはハードコートでは有効打になるので、もう少しバウンドしないカットを練習したいと思います。

竹田 真樹(三重高校)
●日本のコートと全く違っていて、クレーコートは少しやりづらい部分がありました。臨機応変に動いていける選手にならないといけないと思いました。
●ハードコートではカットがよく効くので、カットサービスだけでなく、ラリー中からのカットの練習も多めにしました。
●クレーコートとハードコートで練習する環境と時間がなく苦労しました。
●今大会では、とても悔しい思いをしました。しかし、自分に足りない部分を見つけることができ、見直すことができました。

吉田 澪奈(昇陽高校)
●前衛として、端に固まってはいけないことを学びました。また、相手前衛の後衛に対する声かけと、私がペアに対する声かけに違いがありました。そこから、勝敗に差があったと思います。
●ハードコートでの練習でバウンドや足の切り返し方など、最初は合いませんでしたが、調整していくイメージで練習しました。ハードコートではカットがよく使われるので、そのやり方とバックに打ち込まれた時の次の足の切り返しが難しかったです。
●韓国選手のバックハンドを止められる前衛になりたいです。なので、これからの練習は、国内対策はもちろん、海外対策に意識を持っていきたいと思います。

小林 愛美(文化学園大学杉並高校)
●今大会に向けての取り組みは、シングルスのフットワークと1つ1つのウォ―ミングアップとクールダウンのやり方です。
●足をどう使えば、もっと相手ボールを取れるようになるのかできるようになりました。しかし、もっと教えていただき、鍛えて取れるようになろうと思いました。


【女子〈U-21〉】

林田 リコ(東京女子体育大学)
●あまり慣れないクレーコートでも試合になったら、振り遅れることなくラケットを振り切れたのが良かったです。ただ、韓国の選手のほうがチャレンジしてみようという気持ちが強かった気がします。
●今大会に対しての取り組みはバックハンドです。日本選手は苦手だと思われているし、だからこそシングルスでは勝てません。まだまだですが、バックの切り返し・流し・ツイストを練習しました。
●嫌でもやめずに練習を続けると、ある日突然できるようになることがあります。もっともっと練習してテニスの精度を上げたいです。

貝瀬 ほのか(ヨネックス)
●他国に勝ったことを自信にしつつ、新しいプレースタイルや技を磨き、最先端なプレースタイルを目指したいと思います。
●今大会に対する取り組みはバックハンドストロークとサービスの精度。2~3年前から自分の課題として取り組んできましたが、最近やっと安定するようになりました。
●社会人として初めての国際大会。国を背負う選手とプレーすることができ、本当に良い経験となりました。今後、もっと上のレベルの選手と試合をしたいと思うし、日本を背負って戦いたいと思います。

笠井 佑樹(日本体育大学)
●クレーコートは普段練習しないので、今後はどんなコートでも対応できるようにしておかないといけないと思いました。
●クレーコートはバウンドが遅いので、なかなかポイントにつながらないことに苦労しました。

芝崎 百香(ナガセケンコー)
●日程が変わるのが予測できず、準備ができていなかったことを反省しています。
●今大会に向けての取り組みはハードコート対策とカットサービス。
●ハードコートではフットワークが大事になってくるので、姿勢や準備の早さが大切だと改めて痛感しました。

黒田 麻衣(ヨネックス)
●ローボレーにもいろいろ種類がありますが、自分から離れたボールを流して打つ技術が足りなかったと思います。
●カットサービスを打った後にダブルフォワード陣形の練習をしていましたが、試合では使えませんでした。
●もっと自分達から仕掛けていく強気なテニスをすることが大切だと思いました。

島津 佳那(東京女子体育大学)
●相手の状況・相手との駆け引きがもっとできるようになれば、もっと勝っていけると感じました。
●今大会に向けての取り組みは、アタック止め(アタックを止める時の面作り)とサービスとレシーブの強化でした。
●一番強いと感じたのは韓国。その韓国に負けずに自分も成長し、国際大会で勝っていけるようになりたいと思います。

 

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