ジャスプ

ジュニアアスリートサポートプログラム

理学療法士、そしてアスレティックトレーナーである林知希さんのテーピングが登場です！

今回はテーピングの方法の一つ膝の内側側副靭帯損傷に対しての処置について紹介します。

≪足関節の捻挫に対してのテーピングの方法≫

①アンダーラップ
皮膚の保護用テープです。これを軽い力で引っ張りながら、少し重ねて巻きます。
効果を少しでも長く持続させるために、粘着スプレーを使用することをお勧めします。

②アンカー
固定、圧迫しようとする関節や筋肉の上下に巻くテープです。
大腿部の長さのほぼ中心か、股関節寄りに行います。下腿部は周径の最大部分に行います。
アンカーを行う際は、その都度体重をかけ、足の筋肉を緊張させて下さい。

③スパイラルテープ
らせん状に巻き、ねじれる動きを制限します。
下腿内側→膝裏→大腿外側の順で、しっかりとひっぱりながら貼りましょう。貼り終えたら下腿部の内側からスパイラルテープをもう一本、膝裏の中心で交差させましょう。

④Xサポート
X字の交点で圧迫・補強します。下腿外側→内側側副靭帯→大腿内側の順でしっかり貼りましょう。
貼り終えたら、次は下腿広内側→内側側副靭帯上→大腿外側の順で行いましょう。

⑤Xサポート2
下腿部内側のXサポートテープの中央→内側側副靭帯上→大腿部のXサポートテープの中央の順でしっかり貼ります。
内側Xサポートと縦サポートを1セットとし、2～4セット行いましょう。

⑥Xサポート3
膝裏を中心に、内側→外側の順でほぼ同じ長さにテープを前方に引き出して切ります。
外側のテープを半分に裂き、一方のテープを大腿上部のアンカー上に、もう一方のテープを下腿のアンカー上に貼ります。
次に内側のテープを半分に裂き、一方のテープを大腿上部のアンカー上に、もう一方のテープを下腿のアンカー上に貼ります。
アンカーを下腿部と大腿部に行います。
必要であれば、ラッピングテープを行えば、ずれ防止に役立ちます。

動画を参照して、実際にやってみましょう。必ず解説①～③を視聴してから行って下さい。

◆テーピング・サポートテープの使用目的と方法◆
——————————————

01.解説①テーピングの目的と効果
02.解説②テーピングの種類
03.解説③テーピングをする前に
04.解説④テーピングにおける基本的注意
05.解説⑤テープの切り方
06.解説⑥正しいテープ剥がし方

07.方法①足関節ねんざ
08.方法②膝の内側側副靭帯損傷※表示中
09.方法③大腿四頭筋のサポート
10.方法④下腿三頭筋のサポート
11.方法⑤足のアーチのサポート
12.方法⑥肩の筋肉のサポート
13.方法⑦肘内側靭帯損傷のテーピング
14.方法⑧肩関節脱臼のテーピング
15.方法⑨ハムストリングのサポート
16.方法⑩膝外側痛のサポート
17.方法⑪肘（内側・外側）のサポート

——————————————

タグ: ケア,テーピング,方法,林知希,膝の内側側副靭帯損傷,解説