Profile photo of 日本ソフトテニス連盟
日本ソフトテニス連盟 さんが 2020年5月12日 に登録
2020年5月号② 現代ソフトテニス用語の基礎知識②
ハ行
ハーフロブ half lob
シュート(ドライブ)ボールとロビングの中間の攻撃的なロビング。中ロブ(ロビング)や半ロブともいう。
バックスイング back swing
ストローク動作の中で、ラケットを後方に引く動作の完了した形。フォワードスイングに入る直前の構えのこと。
バックハンド backhand
利き腕の逆側で打つ打法。また、ラケットを持っていない側のこと(対義語:フォアハンド)。
パッシング passing
プレーヤーの脇を抜く打法。または、その打球のこと。パスともいう。
フィニッシュ finish
スイングの最終姿勢。振り終わりの形。
フォアハンド forehand
利き腕側で打つ打法。または、ラケットを持っている側のこと(対義語:バックハンド)。
フォロー follow
相手のエース級のボールについていき、返球すること。
フォロースルー follow through
振り抜き、インパクトのあとラケットの動きを止めず、そのまま振り続ける動作のこと。スイングの後半部分の動作で、インパクトからフィニッシュまでの振り動作をいう。
フォワードスイングforward swing
後方に引いたラケットを打球のために前方へ振り出す動作。
フットワーク footwork
足の運びのこと。また、打球地点への身体の移動。
フラット flat
ボールの軌道に対してラケット面を直角に当て、ボールにはほとんど回転がかからない打球。強力で攻撃的な打球。
ポーチ poach
ダブルスで、味方のベースラインプレーヤーが打つべきコースのボールを、ネットプレーヤーが横取りして打つ、奇襲攻撃のボレーのこと。
ポジション position
プレーヤーの立ち位置(構える位置)のこと。また、プレーヤーがその位置につくことをポジショニングという。
ボレー volley
相手の打球がコートにバウンドする前に、直接(ノーバウンド)打つストローク。打点の高さによってハイボレー、ローボレーや、前に落とすストップボレーなどがある。

マ行
モーション motion
プレーヤーの動作。

ラ行
ライジング(ライジングストローク) rising(rising stroke)
バウンドした後、跳ね上がるボールをバウンドの頂点に達する前に打つこと。
ラケットヘッド racket head
ラケット面の先の(グリップから最も遠い部分)部分。
ラリー rally
ボールの打ち合い(連打)が続くこと。
ランニングショット running shot
走りながらボールを打つこと。
リーチ reach
ボールに対するラケットの届く範囲。主にネットプレー時の守備範囲のこと。
ロビング lobbing
グラウンドストロークの打法の1つ。相手ネットプレーヤーの頭上を越えるよう、高く弧を描くようにボールを打ち上げるストローク。ロブともいう。

陣形
雁行陣形
グラウンドストロークを得意とするベースラインプレーヤーとネットプレーを得意とするネットプレーヤーが役割を分担しながらプレーする陣形。攻撃と守備のバランスが最も保たれた陣形である。
〈メリット〉
・攻守のバランスがとれている。
〈デメリット〉
・ロビングを打たれ、1対2のプレーになりやすい。
・前衛が攻められやすい。
並行陣形(後陣)
グラウンドストロークを得意とするプレーヤー2人ともベースラインでの後陣でプレーする陣形。ただし、ポイント源が少ないので、精神的に根気強い粘りのテニスが必要とされる。
〈メリット〉
・どんなボールでも返球でき、相手にポイントを取られにくい。
・簡単なミスをしにくい。
・1人の守備範囲が狭くてすむ。
〈デメリット〉
・ポイントを取りにくい。
・強いペアを作るのに時間がかかる。
・相手にいろいろな攻め方をされやすい。
並行陣形(前陣)
ネットプレーを得意とするプレーヤー2人ともが、中間ポジションか、あるいは、さらにネット近くにポジションを取り、プレーする陣形。ほとんどの打球がノーバウンドでプレーするため、攻撃力が強い。
〈メリット〉
・ネットに近いポジションからの攻撃により、相手にプレッシャーをかけることができる。
・相手打球を返球するまでの時間が短いため、相手に次の準備をさせる余裕を与えない。
〈デメリット〉
・相手の攻めに対する守りが難しい。

タグ: ,,, 

コメントを書く

コメントを投稿するには ログイン して下さい。