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2020年1月号① 第16回 世界ソフトテニス選手権大会を終えて①

昨年10月下旬に中国で開催された「第16回 世界ソフトテニス選手権大会」で、日本は国別対抗戦で男女アベック優勝を飾りました。1981年の第4回大会以来、実に38年ぶりの快挙を成し遂げた選手達の感想が届いたので紹介します。

■第16回 世界ソフトテニス選手権大会
期間/2019年10月26日~31日
場所/中国浙江省・台州市 台州スポーツセンター

団長/北本 英幸(石川県立金沢伏見高等学校)
女子監督/斉藤 広宣(松戸市役所)
女子コーチ/菅野 創世(川口市役所)
女子トレーナー/桑原 亜香音(くぼたスポーツ接骨院)
選手/林田 リコ(東京女子体育大学)
   島津 佳那(東京女子体育大学)
   高橋 乃綾(どんぐり北広島)
   黑木 瑠璃華(ヨネックス)
   半谷 美咲(どんぐり北広島)
   尾上 胡桃(日体桜友会)

■最終結果

【シングルス】
女子 3位 林田 リコ

【ミックスダブルス】
3位 内本・黑木ペア

【ダブルス】
女子 優勝 高橋・半谷ペア 
2位 林田・島津ペア

【国別対抗戦】
女子 優勝
 決勝/日本 ②-0 韓国


言葉では表せないほど色々な方々に支えてもらったので、ただただ感謝の気持ちでいっぱい

林田リコ(東京女子体育大学)

■世界選手権を終えて
まずは、本当にハードスケジュールだった10月を無事に終えることができて、ホッとしています。
試合前はかなりナーバスになることが多かったですが、終わってみれば、全種別でメダルを獲ることができて良かったです。言葉では表せないほど色々な方々に支えてもらったので、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

■良かった点と悪かった点
良かった点は金メダルを持ち帰ることができたことです。
悪かった点は個人戦で金メダルを獲れなかったことです。特に、ダブルスではファイナルの5-1から負けてしまい、完全に気持ちが先走ったと反省しています。しかし、その負けがあったからこそ団体は絶対! という気持ちになりました。

■今後の抱負
もちろん、出場する大会では優勝を目標に取り組みますが、もっと技術レベルと身体の使い方のレベルアップを目指して取り組みたいです。色々なことに怖がらずに、失敗してもいいからチャレンジしていきたいと思います。日頃のトレーニングも頑張りたいです。


国別対抗戦は個人戦にはない感動があり、そこの場にいられたということは、とても良い経験になった

島津佳那(東京女子体育大学)

■世界選手権を終えて
最終日の国別対抗戦が終わった瞬間は、嬉しい気持ちと大会続きの日々が終わったという解放感がありました。
国別対抗戦は、個人戦にはない感動があり、そこの場にいられたということは、とても良い経験になったと思います。初出場で、アベック優勝という瞬間を経験できて幸せ者だなと感じました。この経験を活かして、ひと回り強い選手になりたいです。

■良かった点と悪かった点
シングルスとミックスダブルスとの間が空く日程だったので、そこで気持ちの整理をし、ダブルスに臨めました。韓国戦と中華台北戦は足もしっかり動き、ポイントをあげることができたので良かったです。
悪かった点は、リードした時に簡単なミスをしてしまい、追いつかれる場面がありました。隙がある証拠なので、これからの課題として取り組んでいきたいです。

■今後の抱負
海外選手は、日本人にはない独特な打ち方などをしてきます。とても参考になるし、もっと色んなことができたら幅が広がるんだろうなとも感じました。なので、もっと突きつめて成長につなげていきたいです。また、来年は大学3年生になるので、人間的にも成長できるようにがんばります。


昨年の国際大会で雰囲気や戦い方がわかっていたので対策をしっかり行うことができた

高橋乃綾(どんぐり北広島)

■世界選手権を終えて
 昨年の国際大会で雰囲気やどういう戦い方をしてくるかわかっていたので、その対策をしっかり行うことができました。日本の女子は韓国にも負けなくなってきているので、あとはいかに自分達のテニスができるかだと思いました。1本を取ることがどれだけ難しいか改めて感じることができました

■良かった点と悪かった点
良かった点は、ファーストサービスの確率が良かったので、自分達の決められる展開に持っていくことができたことです。
悪かった点は、競ってきた時に連続失点が続いてしまい、なかなか自分達の流れに持っていくことができていなかったことです。

■今後の抱負
世界にソフトテニスを広げられるよう日本のソフトテニス界を盛り上げていけるように勝ち負けだけにこだわらず、見ている人にソフトテニスの楽しさや面白さを伝えていきつつ、しっかり結果を残し、たくさんの方に恩返しをしたいです。一番の目標は皇后杯を獲ることです。

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