◆U-12男子 國松 巧
ダブルスで僕は普段しないポジションの後衛でプレーしました。僕はどこの国の選手に比べても、全体的にロブ、後衛とのラリー、レシーブのコースが甘いと思いました。特にロブに関しては低い・短いといった問題点があり、そこを修正したらもっと良い試合運びができたのではないかと思いました。相手コートを見る余裕ができるようにフットワークを鍛えて早く構えられるようにしたいです。
シングルスではサービスのキレが甘く深い所に落とされ、厳しい展開になったのでサービスのキレを上げなければいけないと思いました。中華台北の選手のサービスがすごかったので、僕も参考にしようと思いました。
◆U-12男子 藤井智暉
アジアジュニア大会に参加して、いろんな国の選手と試合することができました。
今まで練習してきたことを忘れずに試合することができました。最初、とてもドキドキしていましたが、みんなが声をかけてくれて緊張がほぐれました。
ダブルスはペアと協力して試合ができました。予選では1回負けて2位リーグだったけど気を取り直して、リーグでは全勝することができ、とても良い試合ができたと思います。シングルスでは予選で1回負けましたが、優勝することができました。団体戦でもチームみんなで一致団結することができ、チームの輪が広がりました。そして色んな国の人達とも友達になり、言葉の壁がなくなりました。他の先輩たちの試合を見てたくさん学ぶことができました。アドバイスや分からなかった事もあったりしましたが、みんなが教えてくれたりしてくれてとても助かりました。
この試合を通じて前衛のポジションや動き方がとても分かりました。この試合で学んだことを忘れず、これからの練習に活かしたいと思います。僕にとって厳しい環境の中の大会となりましたが、この中で試合に臨んで結果を出せたことに自信を持とうと思います。一生忘れられないアジアジュニア大会となりました。
◆U-15男子 野口 快
僕自身、初めての国際大会ということで緊張やプレッシャーなどを感じることはなくチャレンジ精神を忘れずプレーをしようと思い、試合に臨みました。
ダブルスでは、自分のペアと戦術や相手をどう崩していくか、などを話し合うことができ、優勝することができました。シングルスでは、とにかく動いてじっくりと攻めていくことを主にして試合を進めました。その結果、ネットプレーなども決まり、いい展開で優勝することができました。
国別対抗戦では、前日の試合の疲労や格上選手との試合が重なり、自分のプレーが上手くできなかったのが印象的です。今回のアジアジュニア選手権大会を活かして、今後の国際大会などのテニス人生を歩んでいきたいと思います。
◆U-15男子 菊山 太陽
初めての国際大会は、とても緊張しました。ダブルスでは、ダブルフォワードが多かったです。決勝戦の中華台北の相手はローボレーが上手くて点が取りづらかったです。シングルスでは、同じ中華台北の選手でスライスが多く、なかなか点数が取れなくて自分のミスが多かったです。普通に決まるボールを粘って取ってくるのでやりにくい試合でした。最終日の団体戦で自分は1試合しか出てなかったけど、緊張した中で皆が応援してくれたのですごく勇気が出て試合をすることができて、とても良い経験でした。特に中華台北戦の3番勝負で応援している時にいろんなハプニングがあった中で、とても冷静にプレーをする先輩方の姿がとてもかっこよく感動しました。
◆U-18男子 荒木 駿
試合の前に進行表がなく、いつ試合が入るのかと初めての経験に戸惑いや緊張がありました。今回の試合を通して、フィジカルや持久力がとても重要だと実感しました。日本の砂入り人工芝コートで行うのとは違い、ハードコートはなかなか簡単にポイントを取れず長期戦のもつれることが多く、フルセットになると相手とのフィジカルや体力の差を感じました。
中華台北の選手はカットサービスやカットストローク、フットワークがとても精度が高く簡単にミスをしません。技術面での差も感じました。私も技術面の精度アップを図り、これからさらにフィジカルやメンタルの強化を自主的にして行い、また国際大会で戦えるよう努力しよう思いました。
◆U-21男子 広岡 宙
ダブルスの決勝戦は中華台北代表の人と行いました。ゲームカウント3-0でリードしていましたが、相手が粘り強くボールを返してきて、スマッシュや安易なボールのミスが増え、2ゲーム取り返されてしまいました。そこからは緩急をつけ、なるべく相手のペースにならないように試合をしました。マッチポイントを5、6本取っていましたが、積極的にプレーができず相手のミス待ちになってしまいました。国際大会の時こそ、チャンスは少ないと思うので、しっかりと1回で決め切れるようにしないと国際大会では勝っていけないと感じました。
シングルスで感じたことは、ツイスト精度の高さとツイスト処理の上手さが勝ち上がっていくためには必要だと思いました。自分はツイストを打つことが少なかったので、相手はあまり動くことなく打たれてしまいました。
国別対抗戦では、準決勝で中華台北Aと対戦しました。ゲームカウント3-0まで追い込んでいましたが、自分が決め切ることができず焦ってミスが増えて、まくられてしまいました。今大会を通じて、改めて自分の弱さを知ることができました。国際大会では特に1本のミスによって、ペースが一気に相手側にいってしまうことが多々あります。大事な場面にポイントできる選手になれるよう頑張っていきます。この経験を無駄にすることなく、練習やコート外の時の取り組みから変えていきます。
◆U-12女子 近坂優衣
私はこの大会でたくさんの事を学びましたが、一番感じたのはメンタルの強さです。外国人選手はストロークが強く、カットも多く、試合中『ミスをしたらどうしよう?』と弱気になり笑顔でプレーができませんでした。しかし、他の選手は『絶対に勝つ』という気持ちでプレーをしていて、特に日本の選手はどんな時でも笑顔でした。どんなに頑張っても、メンタルが弱いと勝てません。私はメンタルが弱いので私生活から見直して、ミスをこわがらず、気持ちで負けず、笑顔でコートに立てるように努力していきたいと思います。そして、今回の大会ではペアの声かけが少なくチームワークを崩してしまったので、次からは2人で声をかけ合い、2人でポイントを取りにいきます。
監督、トレーナー、私を支えてくれるすべての人に感謝して、これからも強い選手になれるように頑張りたいと思います。
◆U-12女子 濱口 芽花
私は、この大会に選手として出場して年上の選手を見て思ったことは、相手にマッチを取られていても最後まで諦めず戦い、追い上げるプレーは我慢強くてすごいなと思いました。試合以外でも私たちの事を気にしてくれたりしていたので、自分もそんな選手を目標に、これからも頑張っていきたいと思いました。
また、宿泊所に入るとゴミが散乱していて掃除をみんなでしました。お湯はあったけど順番が長くてなかなか食べられなかったです。また、布団がなくてすごく寒かったです。ご飯は匂いも味も合わなくて、自分たちの生活は恵まれていると思いました。
◆U-15女子 石山 実来
今回のアジアジュニアではとても貴重な体験ができました。ダブルスでは、日本にはない戦い方を知ることができました。緊張していながらも、ペアと笑顔で試合することができ、良かったです。シングルスではカットを使うことがとても有効だと思いました。もっと練習し安定して打つことができるとまたレベルアップできるなと思います。
団体戦では年上の方とペアと組ませていただき、思い切ってやろうという場面で気持ちが少し後ろにいってしまい、いつも通りにできませんでした。しかし、先輩は優しく声をかえてくださいました。試合中の先輩の姿をみて、自分も追い込まれても強気で攻められるような選手になりたいです!ありがとうございました!
◆U-15女子 杉本 希
今回のアジア大会で、日本の選手と海外の選手の違いについて学びました。日本ではカットはたまに使って崩すためにというボールのことが多いですが、海外の選手はカットを基本としている選手もたくさんいました。私はカットを打つことがほとんどないので、打たなかったとしてもできるようにしておきたいと思いました。
また、体勢が崩れている時でも返さないと失点になってしまいます。だから、自分が苦しい時にしっかりしのげるような練習も取り入れていきたいと思います。苦しい体勢の場面は、国内の試合でもよくあります。国際大会でも普段失点する場面で失点したりするから、サーブレシーブを基本とした基礎練習から見直していきたいです。
◆U-18女子 吉田 澪奈
試合が始まるにつれて、一番驚いたのは試合進行が記載されていなくて、順番がばらばらだったことです。日本では当たり前に行われていることが、国際大会では聞いても運営側が混乱している状態でした。食事面では、口に合うものは少なかったですが、皆さんのサポートがあり食事を調達して下さいました。
国際大会を通じて、起こりうる全ての想定外を想定内にしていく必要があると感じ、その想定外のこともこれから生きていく上でとても良い経験になりました。また、アジアの様々な選手と交流でき、有意義な時間を過ごすことができました。このような機会を頂き、本当にありがとうございました。
◆U-21女子 早川 日向
今回、アジアジュニアに出場させていただきとても良い経験ができました。大会期間中、試合のタイムスケジュールが全く読めず、いきなり試合に入る事も多くありました。ウォームアップやお昼のタイミングが難しく、日本とは全く違う環境での大会で最初は少し戸惑いました。しかし、試合のラリー中にしっかり合わせる事ができたので、1ゲーム目から良いスタートを切ることが出来ました。また、ハードコートでの試合は少なかったので、スライスを使った展開など海外の選手のプレーを見て、とても勉強になりました。今後、体育館、ハードコートの試合で、自分自身も使えるようにもっと勉強していきたいと思いました。この経験を無駄にしないように、今後の練習に取り組んでいきたいと思います。
厳しい環境の中、アジアジュニアに参加した日本選手達は11種別で優勝を飾った
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